EOS−1V導入Step1


2年以上待ち続けた、EOS最高機種のフルモデルチェンジの時がついに来た。途中待ちきれずに
EOS−3という中継ぎ投手を起用したりしたが、これがなかなか好投してくれて、世間の評判と
違って私の手となって頑張ってくれている。

そんな中で、忘れかけていたところに1Vの登場であったが、間違いなく買うことになるのだから、
悩むも悩まないも無く予約ってことにした。
Niftyの写真フォーラムであるFPHOTOHのキヤノンの会議室では、ごちゃごちゃと心配
ばかりしているヤツが多くてイライラさせられる。ミラーショックが大きいのではないか?などと
発売前からクヨクヨ悩むなよ。
それに、分かったような振りして偉そうなことを書いてるプロも混じって、馬鹿馬鹿しい議論が続
いている。
それと、プロカメラマンだからって、みんなへつらうことなんかないんだ。世の中それで飯食って
れば、みんなその分野のプロなわけで、写真のプロだからって偉くもなんともない。
プロスポーツの選手とは価値が違うと私は思っているのだ。

それと、初期ロットを買うことに関してもゴタクを並べるヤツが多いが、これも私には気にならな
い。初期トラブルがあればタダで治させるか交換させればいいことだし、そんな心配する暇があれ
ば、もっとすることあうだろう?
今まで、私はEOSシリーズだけでも、1、5、1N、RS、3、1Vと初期ロットばかり使って
来たが、何の不満もなかった。
行動する前に、余計なことばかり気にしてウジウジしているようなヤツは理解できないのだ。

予約したのは三宮のコヤマカメラであるが、お馴染みさんってことでもあるが、私が予約しに来る
ことは、察しがついていたことであろう。
今回は、1Vの素のボディーとPCとのリンクソフトを注文した。
パワードライブブースターに関しては、現在3に付けているものを使うつもりで、3は完全にサブ
と化すわけだ。

今から、色々とボディー側のカスタムファンクションと、PCからのパーソナルファンクションを
どう組み合わせて使うかの計画を立てているのだが、1N以来通してきたAFフレームのセレクト
方法を換えてみるつもりである。
それは、サブ電子ダイヤルの単独操作で横一列を連続的に移動させていた設定をやめるつもりなの
だ。これをやると3の時は視線入力も併用していたが、縦方向の移動がしにくかったのだ。
それが、PC側でのカスタマイズで私好みのEOSに変身させられそうなのである。
PCに撮影データを吸い上げられるだけで大歓迎であったのに、こんな痒いところに手が届く設定
が可能になったことは嬉しい限りである。

今回、マグネシウムを使った金属ボディーになったが、私らしくないと思われるかもしれないが、
かなり嬉しかったりするのである。コンパクトカメラも金属ボディーを選んで買っているし、質感
ってかなり私にとっては重要なポイントなのだ。
基本性能だけ考えれば、エンプラでもいいのだろうが、EOSの旗艦ともなれば正直金属にして欲
しいとどこかで思っていたようで、まったく期待していなかっただけにすごく得した気分なのであ
る。

ファインダーのスクリーンの性能が1Nから据え置きであるらしいが、それだけキヤノンはAFの
性能に自信を持っているのであろうか?確かに、新機種が出るたびにAF精度がアップしているの
は確かで、1Nより3が上であることは、3のテスト撮影報告でも書いたが、さらにアップしてい
るのが自然な流れであって、それも期待度がつのる。
しかし、TS−Eレンズを使うようになってからは、MFでのピント合わせにも昔のカンが戻って
来たようで、3+方眼マットスクリーンのMFではかなり自信を持ってピントを合わせることが出
来てきた。
現にアップ気味の撮影では、AFを使ってAFロックか45点を使っての視線入力より素早くMF
できるようになっており、返す返すもα−9のファインダーが欲しかった。
と言うより、カスタムファンクションの0番に追加で設定できるようにSCで対応すると同時に、
高性能なフォーカシングスクリーンを銭のタネになる中級機の開発を止めてでも作って欲しいもの
だ。もし、そんなことが実現すれば、大多数の1VがSCに溢れることになるやろな。

今月に入ってから、まなちゃんは連日試験とレポート提出の日々を送っており、23日まではロク
に寝ることも出来ない状態となっている。
ちょうど、その試験地獄から開放されて春休みに入る時期と、1Vが私の手に渡る時期がピッタリ
と一致することになるが、我が1Vの被写体一番乗りは当然決まっているのである。

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