今日は言わせてもらいます


久々に書いたと思ったら、今日はこの撮影雑記始まって以来の名指し攻撃をさせてもらおう。
いままで、私の考えもあってそれだけは避けて来たが、今回ばかりは書かせてもらう。
ここで、ビビッている私の個人的知り合いの人はご安心あれ。

CAPA誌上で、馬場信幸氏が連載しているコラムで今月は「EOS−1Vの外観デザインを斬る」とかなんとか銘打って、好き勝手書いているが、ここまでオゲレツな悪口記事は初めて見た。
これを読んで私は、馬場氏が程度の低い単なるそこらへんのおっさんに思えたのだ。
そして、今まで過去にいい記事を書いていると思っていたのもすべてがギミックにも感じ、私の中での馬場氏の位置付けは、急降下したわけだ。
キヤノンのデザイナーに対して、よくもこれだけ悪口が思いつくと感心するほど書いている馬場氏になら、私も名指しで攻撃させてもらっていいだろう。

私は、カブトムシルックのEOS−1シリーズのデザインが大好きである。まだ、EOS−1が買えなかった頃からの憧れのスタイルであり、撮影会で多くのEOS−1を見かけて、とてもカッコイイ!と感じていた。さらにその中でも1Vが一番気に入っている。
確かに、F4やF5のスタイルもいかつくて好きだが、α−9も含めてデザインのプロが計算しつくして仕上げたフラッグシップのデザインを私は尊重する。

それを、CGでチョコチョコっといじった我流丸出しのアンバランスな馬場流デザイン画をオリジナルよりデカデカと掲載する神経も疑うし、恥だと思わないのであろうか?
あんな、誰でも考えつくようなデザインなんて超越した部分に位置する1Vのデザインに対してよくもこれだけ、悪口を思いついたものだ。ちょっとそれを並べてみると、[ふざけている・台無し・だらしない・裏切り・醜い形・美的感覚を疑う・頭蓋骨・エイリアン・無意味な造形・イモムシの目玉・SF映画で化けそこなった悪役・ブーイング・改めるべき・・・]

今まで私も控えていたが、こうなりゃ書かせてもらおう。
はっきり言って、馬場氏の撮った茜ちゃんより、私の撮ったものの方がイイ。あの作例程度の露出コントロールは私もできるし、馬場氏がそれを気にする余り、あんなつまらない茜ちゃん写真を大量生産しているのであるのなら、馬場氏のポートレートを撮る腕なんぞ、たかが知れている。

そこで、馬場氏が茜ちゃんを作例を撮るための単なるモデルとして使ったと言うのなら、二度と撮ってもらいたくないね。
プロなら、作例を撮りながら、モデルの魅力を引き出すことなんぞ、朝飯前だと思っていたが、そうでもないらしい。
それとも、馬場氏の美的感覚こそが狂っているのかも知れない。

馬場氏の写真なんて大したこと無いんじゃない・・・?って薄々感じていたが、実際にホンモノの茜ちゃんを撮り、楽しく会話を交わしてみて、確信を持ってそれが言える。
まず第一に、なぜ茜ちゃんをモデルにしたのかがまったく見えてこない。それって最悪ちゃう?

そんな馬場氏は、カタログとにらめっこしながら机上論を展開していれば原稿料で食っていけるのだから、もうそれに専念したら?と言いたい。
今回の記事は、4月号でニコンのファインダー倍率について、悪口を書いていたので、ニコンに何か言われて、ライバルの1Vをこき下ろすことで、許してもらおうとしたのかもしれないが、F100のファインダーに関しては、一目瞭然なのだから仕方ないにしても、デザインの良し悪しについては、数字で表現できない領域なのだから、たちの悪い言いがかりってやつだ。

あの怪談で有名な稲川淳二氏はあの黒川紀章氏も一目置く、有能なデザイナーであったのだが、あの腰の低さには尊敬させられるよ。

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