不変の進化


最近、ちょっと忙しくしており、この撮影雑記の連載のペースが落ちてきている。連続でアップが続いている時は勢いで書けてしまうのであるが、一旦止まってしまうとなかなかリズムに乗れないのである。

写真のアップの方は、まなちゃんとゆみちゃんの新作を精力的にアップしたので、頑張った方だが、サーバーの引越しが終わって、一箇所にまとめてアップできるのでかなり楽になった。
しかし、20万ヒットを機にリニューアルを考えていたりしたが、どうも取っ付きが悪く、アイディアが浮かばないでいる。
しかし、黒いトップページの影響なのか、エロサイトと勘違いされたりすることもあったりするわけで、手をつけたいとも思うのだが、リピーターの人達が多く、彼らはそんな模様替えなんかよりも、今まで通り頻繁な更新を望んでいるのは分かっているし、それが出来ていたから20万ヒットも成し得たと考えている。
そういうことで、高いソフトを買っただけで終わりそうな雰囲気である。

これほどの更新が出来ているのは、パートナーであるまなちゃんのお陰である事は明白で、彼女がいるから、撮影もコンスタントに出来るし、私の撮りたいモノも出来る。そうすればこの撮影雑記のネタも自ずと浮かんでくるのである。

まなちゃんを撮りだして2年になるが、彼女を取り巻く環境は大きく変化した。しかし、私と一緒にいる時のまなちゃんを見る限り、変わることなくしっかりまなちゃんらしい空気を与え続けてくれる。
いざ撮影となった時には、これだけ数を重ねていても「やっぱりまなちゃんだよぉー!」と最初に思ってしまうのだ。
これは、考えてみれば凄いことだと私は思っている。私の撮り方は、だらだらとカメラを構えてモデルにポーズをとらせたまま、あーだこーだとやることは無い。
私がセッティングをしている間、まなちゃんは私の傍らにいて話し相手になっていたり、うろうろと周りを探検したりする。川でもあろうものなら、近づいて行って必ずと言っていいほど覗き込んでいる。移動する時も、私が重い機材を担いでいて足元のしっかりした所を歩いていても、まなちゃんは険しい近道を探して楽しそうに突き進んでいく。

そういう姿を見ながら私はイメージを膨らませ、まなちゃんもそうやって自分の周りの空気を感じているのであろう。
そして、撮影が始まれば不思議なほど、二人別々にイメージしたものがシンクロしてしまうのである。そしてファインダーの中では「やっぱりまなちゃんだよぉー!」なのである。

私がまなちゃんを撮る時は、意識レベルがいつもと違ったところにあって、まなちゃんと同じ空気感の中にいるような感じであり、他のモデルを撮る時のような冷静でどこか醒めて客観的な部分がなくなるといった話をしたら、「まなのぼんやり、ふんわりで風船みたいなところがあって、そんな時間のながれに撮影前から染められてヒーリングされてるのかもよーん」なんて言っていたが、上手いこと言うもんだ。

久々にまなちゃんについて深く書いたが、私の愛機であるEOS−1Vが11年もの間、基本形を変えず確実に進歩していると評判であるが、まなちゃんにもその「不変の進化」というものを感じるのである。ここのサイトデザインもその「不変の進化」ってことで誤魔化そうか・・・

現在まなちゃんは、看護学生として全面介助が必要な末期癌のおじいちゃんを任された看護実習に励んでいるが、きっといい看護が出来ていることと私は思っているのだ。
そして夏休みには、久し振りにこっちで過ごすので、お相手お願いしますということなので、撮影も一度ぐらい出来そうであるが、どこかいい所はないか考えているところである。そしてまたヒーリングされてやろうじゃないの。

<−戻る