『素顔のままで』第22弾!


撮ってまいりました、22弾。多少暑さも和らいだ感じであるが、このタイミングを狙ってで浴衣撮影をしたが、タイミング的にはちょうど良かったのではないかと思っている。浴衣もまなちゃんの持っている2種類で悩んだが、シックな方を選んで正解であった。
広島の北部でも2日の土曜日はかなり暑く、まなちゃんも汗ばんでいたが、季節は9月ということもあって、夏の花火大会に行くのではないのだから、もう一色のブルーの浴衣は今回は見送りとなった。

先々週まではいい天気だったのだが、先週末ぐらいから怪しくなってきて、天気予報で天気図をチェックして、土曜が雨だったらその日は、広島市内にでも遊びに行って、日曜に撮影しようと話していたが、土曜の朝で薄曇りの状態であり、日曜は更に悪くなるようだったので、土曜日に撮影することにした。
準備をしてクルマに乗り込んだら、晴れ間が出てきたが、本当に私達は天気には恵まれ続けているようである。最近三次に出来たマックのドライブスルーに寄って、まなちゃんの実家のある高野町に向かった。

前半は、黒いロングのワンピースでの撮影である。こう言う自然がいっぱいの所で、こんな服を合わせるのが好きだったりするのだ。
風が強くて雲の動きが速く、晴れたり曇ったりで露出が安定しないし、白レフと銀レフの使い分けも大変だったが、同じような光ばかりよりも、変化が出せて都合がイイってこともある。なんでもプラス志向に考えれば、願ってもないこと。

私は運転中に、それほどきょろきょろとわき見運転しているつもりはないが、撮影にしたいと感じた場所を見つけて、急にクルマを停めることが多い。まなちゃんは「よく見てるねー」って感心するが、今回の撮影スタートは途中で見つけた、どうってことない農道の脇である。

その後、高野町の毛無山に登って頂上の牧場で撮影したが、そこでは牧場だということを意識せずに撮ったつもりである。
毛無山を下る途中でもいい感じの場所があれば撮るのだが、毎回ロールレフをセットするのだから大変である。今回も20回はロールレフを組んだり畳んだりしているであろう。

前半のラストは、高野町に入った時から気になっていた金色に輝く稲穂であるが、今年は夏の天気が安定していたので、いい色が出ているようだ。それに紅葉も期待できそうな感じで、途中で寄った神社には、天然記念物の銀杏の大木があったが、これが色づいたらとんでもないことになりそうだ。また、落ち葉になった時には黄色い絨毯が出来そうである。

その後、まなちゃんの実家に行って浴衣に着替えたが、着付けはお母さんが手伝ってくれた。そして、私はナシをご馳走になったが、ジューシーで美味かった。
浴衣に着替えたまなちゃんを最初に撮影したのは、まなちゃんの家の古い蔵の土塀の前であるが、強風にあおられて倒れそうになるレフを母上が持ってくれたのだが、まなちゃんはちょっとテレ気味であった。

続いて、すぐ近くの川に行ってみたが、落ち鮎にはまだちょっと早かったかもしれないが、とにかく川釣りが大好きな私としては、たまらない環境なのである。
まなちゃんとの出会いが無ければ、三次も高野も一生行くことがなかったと思えるが、こうやって私が何度も足を運ぶのは、そのどちらもが好きになってしまったからである。
私がそう言うと、まなちゃんは喜んでくれるが、本当にいいところだし、落ち着くのだ。

日曜日は一度もEOS−1Vカメラを持ち出すことはなく、デジカメだけを持って広島市内で遊んでいたのだが、まなちゃんを23時前に送り届けて、中国道を走って帰ってきたが、やけにエンジンの調子がいいと思ったら、かなり気温が下がっており、窓を少しあければエアコンをOFFにできそうな感じであった。
これから、一気に秋に突入する予感を感じたが、三次はこれから霧に包まれる時期になり、高野町もグッと気温が下がって、紅葉の季節になる。
こうやって、いつもまなちゃんの暮らす広島にまた行きたいと思いながら帰路につくのである。

<−戻る