『素顔のままで』回想録−10


第17弾 2000.2.20 広島市内 Part1 2.26 Part2

2000年の初撮影である。かなり期間が空いたあったが、私の仕事が非常に忙しかったのと、大雪が降って中国道がまともに走れなかったのも重なってしまったのである。
その間にはいろいろまなちゃんと連絡を取り合っていて、イメチェンしたことも聞かされていたので、久々に顔を見るのが楽しみであった。
私は年明け早々に、当時急に人気が出てきたキックボードを品薄状態の中、苦労して入手していたが、なかなか撮影できないでいたのである。こういう流行りモノってのは、後手に回るとつまらないのだが、私の知る限り一番早く小道具として使えたようだ。

年が明けてスパイラルパーマをかけて、ピアスをするようになったのも、自分のやりたいことを自由にするんだーって言うまなちゃんの気持ちの現れであるから、今までのまなちゃんのイメージと大きく変わったと思われるかもしれないが、これも彼女そのものの姿なのである。そして、出迎えてくれたまなちゃんの頭を抱え込んで触ってやった。

さて、朝から広島市内に行き、買い物である。キックボードを使った撮影でもあるし、今回のヘアスタイルに合わせた服や靴を探したのである。女の子の買物が素早く終わるはずも無く、私は不慣れな広島の繁華街をまなちゃんに連れられて歩いたが、私は女の子の服を売っている店に入るのも抵抗ないし、楽しい時間であった。普段はスローなまなちゃんであるが、買物になるとワンテンポ動きが速くなるのだ。

買物が終わって、上機嫌のまなちゃんを連れてやってきたのが、広島西飛行場の先にある観音マリーナである。買った服に着替える前に黒いレザーのコートでの撮影である。
ロケーションのとマッチングもよく、スマートにこなしてくれた。
その後、近くの友達の所に行って、着替えとヘアのアレンジを済ましたまなちゃんと行ったのが、広島プリンスホテルのマリーナで、駐車場からキックボードに乗ってるまなちゃんはちょうど1年前の同じ2月20日に京都で振袖を着て上品に歩いていたのとは、対照的であった。


2週続けての撮影となったPart2であるが、ファッションの基本形は同じでありパンツを新しく買っただけである。
このストリート系シリーズのバリエーションとしての撮影で、前回撮りきれていなかった部分をフォローするのが目的であった。

買物が終わって外に出ると冷たい雨と風が吹き荒れていたので、撮影後に行く予定だったハンズで小物入れを買ったりして雨宿りをしたが、ハンズを出たらウソのように晴れていたのである。

先ずは、まなちゃんの思いついた広い埠頭に向かったが、その道中で路面電車の車庫をまなちゃんが見つけてくれたので、無断で入り込んで撮影させてもらった。この路面電車には一度ゆっくり乗ってみたいと思っている。
埠頭ではキックボードで走り回ってくれたが、なかなかさまになっておった。

次の目的地は前回の撮影の時に目をつけていた広島西飛行場である。こじんまりした空港であるが、傾きかけたいい光を、上手く使えそうな場所を見つけることが出来た。
空港であることを説明するつもりもなかったし、滑走路を写し込む必要性も感じることはなく、まなちゃんの表情を最優先した撮影をした。

幼い頃、この近くに住んでいたまなちゃんは、この場所に来たことがあるような気がすると言っており、フェンスがこんなに低かったとは思わなかったらしいが、そんなおぼろげな記憶も手助けになったのか、いい表情をたくさんくれたのである。

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