大事にしたいこと
まなちゃんに、もう2ヶ月も会ってないのだ。その前もインターバルが永かったので、三次に放ったらかし状態になってしまってる。
まなちゃんも、この春から看護学校の3年生で色々と今まで以上に忙しくなるから、ただでさえ撮影の機会が減りそうなのに、春休みに結局会いに行けず仕舞いになってしまって、かなり自己嫌悪なのである。
まぁ、まなちゃんは私など来なくても、自分で気分転換を見つけているだろうし、最後の学生生活を楽しんでいるとは思うが、ほんの数パーセントでも残念に思ってくれてるとしたら、私としてはかなり辛いことなのである。
最近、まなちゃん以外を撮ることがとても増えているが、そのために広島に会いに行く時間が作れないとかではない。もうまったく別の次元にまなちゃんは存在するわけで、撮った写真だけが結果として残るが、そんなもんじゃない部分が大きいのである。ただ、誤解して欲しくないし、私たちの関係にゲスい考えは持って欲しくない。
今の私にとって、仕事以外でもモデルをとっかえひっかえ撮ることは、少しも難しいことではない。もちろんお互いノーギャラで。それで、HPでもモデル募集はしていない。
誰でも、一度初対面のモデルを撮ってあげた時、ラストが近づくにつれてイイ感じになることが多いと思うが、もう少しコミュニケーションが取れた後にまた撮ってみたいと思ったことがあるはずだ。
次から次ぎへとモデルを変えて、その相手を前にしてどれだけ自分が最高のカメラワークを駆使出来、どこまでそのモデルのイイ部分を引き出せるかに挑戦するのも、良いことであると思っているが、私の場合は、撮るとなれば好きで気の合う相手であって欲しいのである。
頼まれれば断る事は無いが、その結果が気に入って今度はいつですか?って聞かれると辛いものがあるわけだ。私との撮影を、まなちゃんとの『素顔のままで』を見て勝手に都合よく解釈されているようで・・・ それを分かってもらうのに苦労し、心が痛むのである。
誰かが、まなちゃんになれたり取って代わることが出来るかと聞かれれば、答えはNOである。
今は、他のモデルとの撮影が多かったり、会って話をしたりすることも多いが、それはそれで完全に違うレベルでのことである。
将来どんなモデルが私の前に現れようとも、まなちゃんは私にとっては一番大事にしないといけないと、義務感とかそんなの抜きで決めていることなのだ。
今までの撮影で私が色々と経験出来たのは、まなちゃん抜きでは考えられなかったことで、私がやって来たことが間違ってなかったと、まなちゃん自身が答えを出してくれた。
そんなまなちゃんのお陰で、私の撮影パターンがカタチになったし、モデルとの接し方もそんなまなちゃんとの関係で自然に身についたものかもしれない。それが例え、RQであろうと素人であろうと何ら変わることは無い。ただ、まなちゃんと同じと言うようなことは決してないが。