GWの出来事
GWもそろそろ終盤になってきて、今日は朝から雨がぱらつき、風も強いので休養日に当てている人も多いことであろう。
私は、かなり気温が上がった3日、4日はD300を持って、撮影にでかけたのである。どちらも、温室があるような場所であったが、40℃にもなろうとする、温室内では汗びっしょりとなってしまった。私はいいのだが、D300まで調子を崩してしまったようで、液晶モニターと上部の液晶パネルが点滅を繰り返しだしたのである。温室を一旦出て、電源をOFF/ONすると、何事も無かったように直ってしまった。初トラブルだったので、一瞬肝を冷やしたが、その後この症状は出ていないので、気にしないことにした。
とにかく天気が良くて暑かったが、2日で5時間ほど歩き回っても、ドンケのF−3Xに入るだけの軽装備だから楽である。チューリップの時期もそろそろ終わりになるが、最近は色んな種類のチューリップが増えていてるようだ。
3日は、9時の開園時間から撮影したが、太陽が真上に昇る頃から風が強くなってしまうことが分かっていたからである。マクロ撮影の強敵は何よりも風である。ほんの数mmのピント範囲であるから、風で被写体が揺れると撮影にならないのだ。私が引き上げる時間帯にぞろぞろと入園してきたが、その中には三脚を担いだカメラマンも多かった。
いくら重い三脚を持ってきても、被写体が風にあおられていては結果は見えている。いい撮影をしようと思えば、のんびり寝ていてはいけないのである。
整備された花壇もいいが、そこに行く途中で目についたローカル線の無人駅の雰囲気が気になって、通り過ぎた後で思わず引き返してしまったほどだ。またいつか、このローカル線を辿ってみようと思っている。
また、GWの前半は、梅田や三宮といった都心に出かけることが多かったのだが、そのような場所ではドンケを担いでいることが、どうも不釣合いに感じたものだから、普通のファッションをスポイルしないバッグを買うことにしたのである。
それは、Creedのウォッシュ加工されたラムレザーのバッグの別注品である。これだと、容量もそこそこで重い機材を入れてもびくともしない頑丈さも兼ね備えていて、それにオシャレである。値段も4万弱ということで迷わず購入となった。
色も購入したショップの別注カラーということで、ビンテージ・ジーンズのような雰囲気を醸し出しているのも気に入ったわけだ。
完全に撮影目的で郊外に出かけるときは、カメラバッグの出番だが、普段持ち歩くとなると、このCreedはかなり活躍してくれそうだ。さっそくホームセンターに行ってウレタンのシートを買ってきて、底に貼り付けた。それで、レンズを付けっぱなしにした縦位置グリップ付きのD300とレンズ3本が楽に収納可能だ。レンズはゴロゴロしない様にソフトケースに入れる必要はあるが、よっぽど手荒いことをしない限りぜんぜん大丈夫である。さらに、洗いをかけたビンテージ加工された分厚いレザーであるので、キズやスレなどまったく気にしなくていいのだから、天気さえよければほとんどの撮影に持ち出せるので、かなりオススメしたい。
とにかく、カメラはカメラバッグという固定概念は良くない。カメラは大事にするより持ち歩いてなんぼである。工夫次第で機材のダメージは防ぐことが出来るのだから、オシャレで機能的なバッグを探してみるのも悪くないぞ。
私は、機材の量に合わせて、もう2つぐらいCreedの中から選んでみようと考えている。
モデルの女の子と買い物に出かけたり、カメラテストでちょっと撮影する時などにはもってこいのバッグになるはずである。でかくてダサいカメラバッグを持っていくより、何倍も好感度アップ間違いなしである。