効率のいい整理整頓のすすめ
そろそろ、梅雨が近づいてきたような感じで蒸し暑い時期になってきた。気温はそれほどでもないのに、何故か汗が滲んでくるのである。木々も新緑の気持ちいい緑から濃い緑になってきた。、芽吹いたばかりの葉は、光が透けてなんとも言えないのだが、分厚く成長した葉はいまいち可愛くないものだ。
先日はモデルをしてくれてる女性にハワイ旅行の土産をたくさん貰ったが、もちろん服である。私は日本国内で売られているサイズでは、なかなか合う物がなくていつも苦労しているのである。だから、トップスはアバクロのXLサイズが丁度いいのでそれをネットで探して買うことが多いのだ。メーカーを選ぶよりも先にサイズが合うことがまずは先決なわけである。
人それぞれ、ジャストサイズがあって当たり前である。私は縦位置グリップが付いたサイズのボディの方が素の状態よりしっくりくるので、常にデカいカメラを使ってきたので、重さはそれほど気にしたことはない。ただ、撮影以外で持ち歩く時に肩にずっしりくるのが鬱陶しく感じる。それを、不要なものまで持ち歩く癖を改めることで解決しようと思っているのである。
私はカメラバッグに限らず、何でも持ち歩く悪い癖があり、クルマの中も工具がしこたま積んであったり、オーディオやナビの説明書やCDも沢山積んであるし、何かの用で積み込んだモノも降ろさずにそのままってことが多いのだ。もちろん撮影機材の重たいGITZOの三脚や一脚、そしてレフを2セットと、所狭しと積んであるわけだ。
特に工具類は重たいものが多く、トルクレンチからドリルの類まであるのだからたまったものではない。その日に使わないような物が殆どで、それらを常に積み込んでいるのだから、一人分ぐらいの重量増になっているのではないかと思うのだ。ガソリンの値上げが止まらない状況で、これはかなりのロスをしていることになる。
また、ルアー・フィッシングでも大きなタックルボックスに200個以上のルアーを入れ、またリールをセットしたロッドも4本持ち歩くことはざらである。それに加えてワームを100種類以上入れたバッグが加わるのだから、大変な荷物である。
普段のバッグもカメラバッグに限らず、色んな物が入っていて、なんでこんなに重いんだろうって思うことが多い。
女性はその日の気分やファッション、また目的に応じてバッグを変えるのは常識である。また、天気によっても変ることだろう。高級な革製のバッグを雨の日に持つ人はいない。そうなると、毎日バッグの中を移し変える作業が発生するわけだ。そうなると、不要なものを毎日せっせと運ぶようなことは自然となくなるのである。
何でも持っていれば安心できるのは確かだけど、そこをきっぱりと切り捨てて、本当に使う物だけを持ち出すようにすれば、私の荷物はかなり軽くなるはずなのだ。
デジタル・システムのD300の場合も、今後F2.8クラスの重いズームを加えていく予定であるから、今年からは是非これを実行したいと思っている。
モデルの女の子から、ドラえもんのポケットと言われたほどのメインのカメラバッグであるが、その重さと言ったらは半端ではない。レンズやボディだけならまだしも、あちこちのポケットに小道具が入っていて、撮影中にどんなアイデアを思いついてもその場で対応できるわけだ。それらの小道具は手作りのものも多く、撮影に困った時によく助けられたものである。逆に言えば、気持ちよく撮影出来ているモデルとの撮影では、あまり出番はないことになる。だから、一番多く撮影しているまなちゃんは、そのドラえもんのポケットのことは殆ど知らないことになる。
それでも、『素顔のままで』の撮影ではそのバッグを持って行っていたわけだから、無駄なものを広島に持ち運んでいただけのことになる。でも、何か忘れ物をしているような・・・なんて不安がよぎることが一度もないのはいいこととも言えるが、使う機会がずーっとないままだと、何がどこに入っていたか忘れてしまうことも多いのだから、荷物の整理は定期的に行なうべきだろう。
カメラの取り説だけなら許せるが、レンズの取り説や保証書の類まですべてカメラバッグに入っているのだから、自分でも呆れてしまうのである。
ただ、レンズの場合は、いつどんなシチュエーションに出会えるか、分からないことが多いロケの場合は、どうしても沢山持って出てしまうのだ。その回避策としては無駄のないレンズ構成を考える必要が出てきそうだ。しかし、デジタルになってからは、撮像素子のサイズによってレンズの規格が変ってくることもあって、今後のシステムも視野に入れながらのレンズ選びは苦労しそうである。