年末からの動き


昨年末は、いくつかネタを書き溜めていたのだが、アップする暇が無くてそのままになっており、それによって賞味期限が切れた感じなので、ボツにしてしまっていた。
それに、WindowsXPのこれまでのPCが壊れたこともあり、新しくWindows7のPCを導入しており、色々とセットアップに時間を取られていたことも大きい。

年末年始はそこそこ寒くはあったが、ほぼいい天気に恵まれたのではないだろうか。強風が吹いてクルマが砂埃で汚れるぐらいだったが、じっくりクルマを弄ることができた。私は寒いこの季節の方がクルマを弄るには丁度いい。夏場は暑くて汗まみれになってしまうから。

今回の目玉はホイールを換えたことだろうか。これまでの、金色からシルバー系にチェンジしたが、これほどまでにイメージが変化するとは思わなかった。それほど以前の金色は思いっきり自己主張していたわけである。最近はドレスアップ派のドライバーが殆どで、ホイールの種類も思いっきり増えている。しかし、今風のデザインは私のクルマには似合いそうも無いのでパス。結局は少々古いデザインかもしれないが、個人的な好みで決定した。
好きなデザインをいくつか候補にあげて探すこと2週間。いい出物があるにはあるが、肝心なサイズが私の求めているものと、微妙に違っていることが殆どである。
クルマ全体のシルエットに大きく影響し、イメージを決定させる大事な部分だけに妥協はできない。ボディー幅の限界ギリギリに合わせるために、電卓をはじいて導き出したホイールの幅とオフセット値のモノがやっと見つかり、即買いである。
今までと違って、かなり精悍さが出てレーシーなイメージとなったと自負している。

正月休みの最終日は天気もよかったので、春のポートレート撮影のロケハンも兼ねて、神戸港周辺に行ってきたが、その時に撮ってみた。
ネット上にクルマの写真を公開するときは、ナンバープレートを伏せるのが常であるが、毎回レタッチソフトで塗りつぶすのも面倒だし、写真がイマイチに見えるので、この休みを利用してカバーを作成してみた。

神戸もよく撮影していた時期から10年ほど経過しており、かなり様変わりしていた。一番大きく変わったのが、ポートアイランドではないだろうか。震災前に中心部だったエリアは衰退し、その南に新しく埋め立てられたエリアが活発である。また、西側にあったコンテナバースが大学のキャンパスになっているが、その建物がなかなか立派なのである。

その他として、大きいものはスピーカーを純正の安物からオーディオメーカーのマシなものに交換したが、音のキレが格段によくなった。邪魔くさいので、ドアのデッドニングは行っていないが、純正スピーカの時にはボリュームを上げるとドア周辺からビビリ音がしていたが、今回スピーカーをしっかり取り付けたからなのか、それがキレイに消えていたのである。

しかし、そんなに散財出来ない理由もあって、VR−4のタイミングベルト交換もしなければならない時期になっているのである。これだけは手遅れになると出費がかなりのものになるのは明白なので、今年の早い時期に友人のピットに預ける予定である。かなり大掛かりな作業になるので、ちょっとリフトを借りてDIYするわけにもいかず、ディーラーより安くて確かな腕に任せる予定だが、高額な請求をしてこないことは分かっているので、ある程度上積みしてあげる予定でいる。

夏以降、熱対策以外であまりクルマを弄ってなくて、リヤにサイドマーカーをつけたのが秋の作業かもしれない。リヤフェンダーにそれなりの大きさの穴をあけてやる必要があるが、それで躊躇するような私ではない。ジグソーでばっさり切り抜いてやった。穴あけを嫌がる人も多いようで、この加工をしている人はかなり少ないようである。
バンパーの穴あけだけで済むのであればそれほどでもないが、位置的な関係でボディー本体を切る必要があるから、普通の人ならかなりの抵抗感があるはずである。穴は小さくても、ある意味ボンネットを切るよりリスクは高いのかもしれない。
大事にし過ぎることは絶対にない私であり、道具として愉しんでいるだけである。下取り価格が下がるなんて言っている人とは、元々頭の構造が違うのであろう。
しかし、こんな私だって300万円以上の新車であれば、躊躇するかもしれないが、すでに生産中止となって久しいマイナー車のVR−4で、そんな寝言を言ってても仕方がないことだ。
リセールバーリューが期待できないクルマを、無駄に大事に扱いすぎても意味が無く、逆にそれだからこそ楽しめる部分がある。
私のVR−4は前オーナーが丁寧に乗っていて、ディーラーできめ細かく点検を行っていた箱入り娘であったが、私のところに嫁いで来た途端に目玉をイカリングとHIDに替えられ、足回りも総取替えされた挙句、二つのカタツムリを思いっきり回されてしまい、大汗をかけばボンネットを切り刻まれるのだから、さぞかし泡を食っていることであろう。

散財といえば、ニコンマウントの大口径望遠ズームも結局まだ購入に至っていない。とにかく金のかかる趣味を掛け持ちしていると、日々優先順位が変化して、衝動買いなんかしてしまうととんでもないことになってしまう。最近は若い頃に比べて、欲しくて仕方が無いって感覚が薄れてきたようにも感じている。これは喜ぶべきか悲しむべきか悩ましいところである。
そのひとつの要因として、ネット上で色々と買えてしまう時代であり、焦って買わなくてもじっくり探して、いいものを安く手に入れればいいやと思ってしまい、そうこうしているうちに買いたい熱が冷めてしまうことがあると思っている。
また、衝動買い的に買ってしまってから後悔することも少なくなったが、これもネット上で色んな人のインプレが読めることが大きい。事前に情報を得れたことで、自分のニーズに必ずしもマッチしないことが分かるケースが少なくない。

ただ、今回ひとつ失敗してしまった買い物があり、ウォークマンを車内で聴くために、そろえた機器のうちひとつがイマイチであったのだ。シガライターから電源を取り、ウォークマンを充電出きると同時に、音声出力端子を備えるというシロモノである。しかし、クルマのイグニッションキーをOFFにしても、ウォークマンが作動し続けてしまうのである。SONY純正品であるためその辺のコントロールはされているだろうと思ったのと、社外品はノイズが乗るとの情報を得て購入したのだが、クルマから降りる時にオーディオをわざわざOFFにするなんて習慣はないものだから、非常に邪魔くさかったわけである。それで、ノイズのリスクを覚悟して社外品を買ってみるとノイズはしなかったし自動で再生し、停止もするしで、最初からそれを買っておけばよかったということである。


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