はまると大変だよ
最近、カーショップで週末は時間を費やすことが多い。もう、客というより友達の家に集まっている感覚である。
私が大阪に住んでいた数年間はなかなか顔を出せなかったが、地元に戻ってきた今となっては、遊び場と化している。
そんなショップには、私のブランクの間に色々と新しい常連が増えており、最近は彼らとも会話を交わすことが増えてきた。
最近、一眼レフを使い出したばかりの彼は、まだまだ絞りと写り具合の関係が分かっていないレベルであるが、その段階でもたもたしてしまうと、上達までの道のりが遠のいてしまうので、どんどん聞いてもらいたいわけである。
バイクや風景も撮りたいようだが、絞りを絞り込んだほうが、キリッと写る説明をしたところ、まったく逆のことをしていたとのことであった。
どうりで、周りの写真素人たちは、「バックが綺麗にボケていい写真撮ってたで」と言ってほめていたが、それもうなずける。バイクやクルマ、特にバイクのメカ的な部分をシャープに撮るには、多少絞り込んだ方がいいと言うことで、次はその辺を考えて撮ってくるだろう。
最初に、評価測光とスポット測光の違いを聞かれたのが、今のキヤノンは入門機でもスポット測光ついているんですね。
まずは、標準域から望遠までをカバーした高倍率ズームで色々と撮ってくうちに、補強するべきレンズが自然に見えてくると言うと、納得だったようである。
彼も私と同じで、熱中するとまっしぐらなタイプなので、一気に上達することであろう。
ただ、本気になってくると、EOS Kiss X2じゃ満足できなくなってくるんだろうなー。
銀塩時代のKissに比べると、不満ないスペックだと思うけど、上位機種が気になってしまうと危険信号である。
先日の建国記念日は朝から雨と風がひどかったが、どうしてもその日のうちにサブ・ウーハーを取り付けしたかったので、ショップの軒下を借りて作業を行った。実際オーディオ関係は車内に設置するが、車内に閉じこもって作業できることは少ない。今回は、バッテリーから直接電源を引く必要があり、タイヤを外してフェンダーの裏側に配線を這わせ、そこからまた車内に引き込む作業がメインともいえる。
雨の中では絶対にできない作業である。しっかりした、電源とボディアースが必要で、そこを手抜きするといい音は望めないから、まずこの2点は確実に行う必要があるのだ。
こんなふうにいつでも、自由に遊び場を提供してくれるのはありがたい事なのである。
話は変わって、以前から広いモニターが欲しいと思っていたが、パソコン本体が不調となってしまったため、モニターどころじゃなくなってしまっていた。新しいWindows7のPCもある程度環境が整ってきたら、ますますモニターが欲しくなってしまって、23インチのワイドモニターを買ってきた。ガンマ値の設定で試行錯誤しているところだが、相変わらずガンマ値では2.2と1.8の差で悩むのである。圧倒的にWindowsユーザーが多いから、2.2にすりゃいいんだけど、写真関係者はMacユーザーも根強いからWEB用は間を取って2.0にしておこうか・・・
なんて10年以上決定的な結論が出せていない私である。
ポートレートなら肌を白トビするギリギリまで明るく撮った時や、クルマなら露出を切り詰めて精悍さを表現した時など、このガンマ値の違いで鑑賞する側の見え方が変わってくるのが気になるのである。
世間一般的にみれば、ガンマ値の存在すら知らない人がほとんどで、買ったままのモニターで見ている人が普通だろう。中には省エネ最優先でバックライトを必要最低限で照らしている人がいるかもしれない。それを考えると正式に原稿として使用する画像以外はWEBも含めて、適当でいいような気もする。
なにはともあれ、23インチになったことは想像以上の効果である。RAWデータ画像も今まではかなり小さなサイズでしか見れなかったが、かなり大きく表示できる。RAW現像やPhotoshopなども、作業エリアが広がって使いやすいのなんのって。また、CPU性能が飛躍的に上がったことでその表示速度もストレスを感じないのがすべてのベースになっているのは言うまでもない。