いざニューヨークへ


忙しすぎて、かなり間が空いてしまった。

12日からニューヨークに行くので、超広角ズームの導入である。持っていくのはD300だから、10−20mmぐらいのレンズが良さそうである。
摩天楼と秋のセントラルパークをイメージするとどうしても超広角ズームが必要に感じてしまう。映画のオータム・イン・ニューヨークでのセントラルパークはかなり印象的であった。ダウンタウンのソーホー辺りの石畳と紅葉の街路樹なんかもいいだろう。
エンパイア・ステート・ビルの展望台からの景色も楽しみである。以前、シカゴのシアーズ・タワーにも行ったが、また違った雰囲気を期待している。

ニューヨークは青森と緯度が近いらしいから、11月中旬はすでにかなり寒いようだが、なんとかギリギリでベストシーズンと言えるかもしれない。
カメラを持ってマンハッタンを歩き回る予定なので、暑い季節より絶対いいのは間違いの無いところ。
最近は。ビューカメラが世界中にあって、常にニューヨークの様子が見れるが、そのサイトを覗くのが日課になっている。同時に気温も表示されるが、最近はかなり寒いようである。

撮影の仕事で行くわけじゃないので、できるだけ身軽にしたいわけだ。そうなると、大口径の標準と望遠ズームを持って行くことはかなり辛くなる。それで、今回は思い切って18−200のVR高倍率ズームとシグマの10−20を主戦力にしようと考えているのである。
大口径ズームを使いたいのは当然のことだが、ここは割り切ってフットワーク重視もいいだろう。それと、日没が早い季節なのでシグマの30mmF1.4を保険として持って行ってもいいかな。

宿泊予定の宿はあえてホテルを取らず、テラス付きのアパートを予約したので、そこからの夕景も楽しみにしているのだ。

昔、シカゴとサンフランシスコに行ったときは、同行者が多かったこともあって、あえて専門のスチールカメラを持っていかずに、専門外のビデオカメラを持って行ったものである。こだわりの無いビデオであったから、いいロケーションで撮影に夢中になり、他のメンバーに迷惑をかけることも無かったわけだ。

今回は、完全プライベートなので、好きなようにいっぱい歩きたいと思っているので、重量級のレンズは持っていかないと決めたが、D300の縦位置グリップも外すつもりである。
ポートレート専門で縦位置グリップに慣れきっている私であるから、ボディ単体になるとかなり軽く感じる。

それと、夜景なども撮りたいので三脚も必要だが、重量級しか持っていないので、今回のためにゴリラポッド SLR-ZOOMを買った。かなり頑丈で使い勝手は良さそうだ。
おっと、買っておいたリモートコードも忘れずに持っていかなければ。
また、充電器のコードも120V対応を用意した。

また、動画も撮っておきたい。この機会にビデオカメラを買おうかと思ったが、LUMIXのDMC−TZ7で撮ることにする。

アメリカに行けば、私の場合、自分の体形にあった服が普通に売っているのが嬉しい。思いっきり円高なのも今回はラッキーである。185cmの90kgなんて、なかなか日本では気に入った服が買えないので、ネットで海外製品を買うことが多い私であるが、どうしてもネット上の写真だけではイメージが違うことも多いわけである。

私は買い物マニアではないので、これと言って何を買うとか決めていないが、嫁さんはえらく張り切っているようだ。

ガイドブックの類を3冊ほど買ったものの、どれも一長一短であるし、これもあれもとチェックしていくうちに、こんがらがって何がどこにあるか分からなくなってしまうのである。今回はマンハッタンを中心にブルックリンを少しと自由の女神のあるリバティ島ぐらいの狭い範囲の予定であるが、正味4日間でどこまで効率よく動けるかがキモになる。美術館や映画ナイト ミュージアムの舞台になった自然史博物館にも行く予定なので、かなりハードな予定になっている。

以前、サンフランシスコで庶民的なステーキハウスの肉の味が忘れられない私としては、ドレスコードとは程遠い感じのステーキハウスも是非行ってみたいのである。
無いものはないニューヨークだが、逆に溢れかえる誘惑をどう整理するかが一番大事かもしれない。


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