近況報告かな
先週から、『Gallery別館』が閉鎖されていることを既にお気づきの方もおられるでしょう。
4ヶ月の開館期間であったが、再び姿をあらわすことはない。
このGallery別館はJPG画像が54枚収められていたのだが、各月のLogを見るとヒッ
ト数がも多く人気があったのだ。既に見られた方はラッキーということである。
『素顔のままで』のシリーズで大活躍のまなちゃんの写真を特別展示していたのである。
閉鎖の理由にはなっていないかもしれないが、今後まなちゃんは完全に私のプライベート撮影のモ
デルとしてだけの登場ということだ。
それは、まなちゃんも望んでのことであるので、迷うことは無かったのである。
さて、次回の撮影だが来週末に行う予定であるが、まなちゃんはいろいろ忙しいのにいつも無理を
言ってスケジュールを空けてくれて、とても喜んでいるのだが、一度だって不満そうにしたことが
無く、それがかえって申し訳ないのである。
だから、私がしてやれることは出来るだけ力になってあげたいと思うのだ。もっとわがままなモデ
ルでいてくれていいのだが・・・ この場を借りて「いつもありがとう」と改めて言いたい。
先日、EPSONのPM−770Cを買ったが、肉眼ではドットを確認することは不可能なほどの
超微粒子であり、顔のアップをA4で出力したのをまなちゃんが見たら驚くかもしれない。
ピントが合った部分は完璧に近いが、アウトフォーカスでボケた部分の再現性が今ひとつか・・・
プリンターを買い換えると私が言い出したので、当然ながらそれまで使っていたPM−700Cの
行き先を気にする人が多かったのだが、いつも無理言ってるまなちゃんのVAIOにつながること
となる。
7月にオシャレなVAIOを買ったまなちゃんも最近では、インターネットを使いこなしているよ
うで、テレホ・タイムは繋ぎっぱなしのようである。そこからいろいろ情報をゲットしているらし
いので、プリンターがあればさらに便利になることだろう。
PM−700Cもまなちゃんに使われるのなら、この上ない幸せってことか。
まなちゃんとの撮影は、写真的な技術云々は度外視しして、水谷 愛(まな)の魅力を引出すことが
メインであり、それに力を入れているといえる。まだまだ、まなちゃんのすべては撮りきれていな
いが、その反面かなり技術的な部分も出さざるを得ない状況でもあった。まなちゃんがイメージし
て演じてくれる姿を、上手く引き立ててあげようとすればいつも同じ撮影方法ではもったないない
ので、こっちも工夫してあげたくなるのである。
だから、その都度適正露出は変わるのだが、ここで“適正露出”の意味をはっきりしておきたい。
少なくとも、この撮影雑記ではこう考えているということ。
一般に適正露出といえば、フィルム上の情報として適性であるという考え方が浸透しているようだ。
リバーサルフィルムで言えば、メインとなる被写体を中心に±2.5EVの範囲内に無難に収まっ
ていることを指しているのだが、決して写真表現上の適正露出ではないのである。
その時のまなちゃんの姿を出来るだけ上手く表現しようとすれば、構図やレンズ選択と並んで露出
のコントロールが非常に重要であると思ってそれなりに考えてきたが、仕上がりを見る上でそれが
けっこう大きなファクターであることを再認識しているのである。
表現したい部分(当然まなちゃん)が生きるような露出コントロールをすることは、大口径レンズ
で背景をボカすのと同じレベルの効果があるってことだ。
それと、せっかくのシャッタチャンスをまなちゃんが作ってくれているのだから、タイミング良く
ピントを合わせて追いかけていかなくてはならない時もあれば、じっくりと完璧なピントでゆっく
りと流れる表情をアップ気味に押さえていくことも重要であった。
ピントが多少ずれたりブレても、動きを優先してシャッターを切って行くべきところもあれば、手
前の目にバッチリとピントがきてこそ価値のあるケースもある。
しかし、いつも一緒に撮影していることで得た信頼関係があってこそ撮れる表情をしっかりと撮っ
てあげることが、プライベート撮影では一番大切なことなのかもしれない。