只今超多忙!&ニュース


ペンションでの撮影も成功の元に終了したわけだが、29本のポジのうちまだ4本目をスキャンし
ているような状態である。しかも、それは公開することを目的で撮ったわけではないカットである
ので、本アップはその後になるので、もう少し先ってことかな。
第一、今までアップのスピードが速すぎたのかもしれないわけで、今回はマイペースというか、私
たちのペースを優先するつもりだ。

朝早く起きて撮影した6本については、めっちゃ丁寧に撮ったということもあるが、仕上がりの安
定度はさすがまなちゃんである。と言うことで、ほとんど全てをスキャンしている。3本を終わっ
た段階で80カットほどスキャンしているのである。それを全てまなちゃんにメールに乗っけて送
るわけだ。
この6本については、特別な思いが私たちにはあり、まなちゃんのために撮った感が強い。
一時間半の撮影で、ワンカット、ワンカットをしっかり撮っている。
土曜日に大阪に来たまなちゃんに、29本分のポジは全て見せたので「早く送ってあげなければ」
という焦りはとりあえず無くなった。

ペンションでの撮影の話題をもう少し。今回は、見ず知らずのペンションに行くのとは違って、か
なりわがままが通せたわけで、ディナーもまなちゃんが好きなしゃぶしゃぶにしてもらい、それも
但馬牛なのだから、絶品である。
部屋は自由に使わせてもらったし、オーナー愛用のバイクにもまなちゃんがまたがることになった。
まなちゃんも、今までペンションと言えば、民宿のイメージを持っていたらしく「今回でペンショ
ンのイメージかわったよ」って言っていた。

二日目のお昼過ぎに無理言って昼食を作ってもらい、それをご馳走になった後、MoonSide
を後にしたわけだが、最後のカットは森の中のキャンプ場ということになった。脇には火山である
神鍋らしく溶岩がごろごろと転がっている。
そこでも、まなちゃんは裸足になるのだが、それだけで、ロケーションとのマッチングの雰囲気が
大きく変わる。私もイメージが広がるひろがる!!


土曜日は、まなちゃんにポジを見せた後、私は一人のモデルと会うことになっていた。
そのことは、もちろんまなちゃんには言ってあるし、どんなモデルであるかも話してある。
スタジオの奥へと消えるまなちゃんを送り出して、私はそのモデルと会うためにミナミに向かった。
とりあえず、まなちゃんとの用が終わり次第、Telするので、ミナミでブラブラしててくれと、
言っていたのだが、Telしても反応が無い。まぁ、地下街でお茶でもしてるんだろうってことで
気にもとめず、クルマを難波へ向けて走らせたわけだ。とりあえず、まなちゃんと行ったことのあ
る中納言の前に路駐させることができたが、週末の午後はクルマを置くだけでも大変である。
で、そろそろ2時ってことでもう一度ケータイを鳴らすが、出ない・・・何処かで買い物してるん
だなーって思っていたところにコールバックだ。やっとつかまった!って思ったら今から電車に乗
るので、3時過ぎになりますってこと。なーんだオレの方がブラブラするはめになってもーたなー!
でも、私はこれぐらいではキレないのだ。怒ったり、イライラしてもなんにも良いことないからね。
と、最初から遅刻したモデルの名前はゆみちゃんである。本当は由美子ちゃんなんだが、私がゆみ
ちゃんと呼ぶことに決めたのだ。短い方が呼びやすいって単純な理由で。

これから、この撮影雑記にはゆみちゃんの名前が出てくることになるので、ここで覚えておいて欲
しい。
先週ペンションでの撮影が終わって帰宅したところ、ゆみちゃんからメールが来ていたのである。
私はHPでもモデル募集をしているわけではない。しかし、ゆみちゃんのメールは「素」の部分を撮
ってほしい・・・と。このフレーズが私的にはヒットしたわけだ。
そして、プロフィールの画像3枚を見て、撮ってみたいと思ったのである。
その後、メール交換をしているうちに、私の撮影スタイルに共感してくれ、自分でもいろいろ好き
な写真のスクラップをしていることなどが分かり、さらにKawasakiのKAZEギャルとか
の経験もあって、現在モデルとして仕事をしているれっきとしたプロのモデルであることも分かっ
た。と言うことで、今のところWeb上で写真の公開はペンディング状態なのである。

話しは、ミナミの午後3時過ぎに戻すが、信号が青に変わった途端、走ってやってきたゆみちゃん
は、帽子を深くかぶってピンクのサングラスって格好。遅刻したこともあって、ちょっとカタイ…
かな? でも、この格好ならミナミ名物のしつこいナンパ野郎に引っかかることも無いだろうな。
とりあえずクルマに乗せて、ゆみちゃんのテリトリーに向けて走らせ、行き付けのカフェで、持っ
て来てくれた写真や切り抜きなどを見せてもらったりと、これからの撮影のことを話している間に
すっかり仲良くなれてしまった。

梅雨入りしたとは言え、日が射す天気である。日が暮れるまでには少し時間があったので、少し撮
ってみようか!ってことになり、アメ村近くの公園で撮ることにした。
いくら仲良くなれたとしても、実際撮ってみなけりゃ今後のことも何も語れないってことだ。
私は、まなちゃんとの撮影でも、「笑って」とか「こっちを睨んで」なんて馬鹿げた指示は一切し
ない主義で、笑いたいと思った時に笑えばそれを撮るから、今までみたいに無理に笑うことは必要
ない。そんな撮り方であることをゆみちゃんには話していたが、実際撮り出すと最初の数カットは
ワンシャッターごとに表情を無理に変えているのが分かったので。そのペースを崩すべく、連続シ
ャッター攻撃をしたのだ。するとポーズからポーズに移る瞬間の「素」の部分が見え出してきた。
そうこうする間に、いつの間にかゆみちゃんも、私との撮影の流れを飲みこんだようで、その後は
肩の力が完全に抜けたのか、笑いが止まらない状態となってしまった。公園にいた、ヘンなあんち
ゃんの素っ頓狂な唄は確かに笑えたが。

ゆみちゃんとしても、私との撮影のリズムを気に入ってくれたようだし、撮られるだけではなく、
自分も一緒にプランを考えて提案できるだと言った私の言葉がとても新鮮に聞こえたらしく、張り
切っているようだ。

このように、自信を持って私流の撮り方を貫けるのは、まなちゃんとの『素顔のままで』があるか
らで、これをやってこなかったら、ゆみちゃんに合わせてしまっていたかもしれない。まったくタ
イプの違うゆみちゃんだが、いっしょに創っていくことの楽しみが分かってもらえるから、これか
ら撮りだすことに決めたのである。
当然、まなちゃんとの『素顔のままで』は今まで同様変わることなく続くのだ。

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