お手軽セットを考える


クルマのトランクを開けると、ぎっしりといろんなモノが詰まっているが、なんで私のクルマのト
ランクはこんなにごちゃごちゃしているのか・・・?と、自分でも呆れることがある。
元々、ソアラのトランクは狭いのだが、Limitedなので、TVチューナーを兼ねたコントロ
ール制御装置がトランク奥の中央にデーンと鎮座している。エアサスも取っ払ってあるので、それ
ほど必要もないのだが、純正のテレビとナビの両方を見る場合もあるし、2台のTVで違う番組を
見ることも出来たりするので、そのままにしてある。
その上にはアメリカ製のフェイズ・リニアってメーカーのアンプを置いているので、トランクの奥
は、ほとんどスペースが無くなっている。

それと、常にトランク内に常備しているのが工具箱であるが、それがまたデカイ! ほとんどの整
備や修理が出来てしまうほどの工具が詰め込んである。以前は、ドリルやグラインダーまであった
のだが、さすがに邪魔なので降ろしている。
一度六甲でエンジンルームが炎上したことがあったので、消火器は積んでおきたいと思ってはいる
のだ。まぁ、その原因は油圧計のホースに穴があき、そこから吹き出したオイルが灼熱のタービン
にかかってメラメラと燃えたのであった。

いつのまにか、クルマの話しになりつつあるが、チューナーとしての顔も持つ私としては、クルマ
関係ネタでも、この撮影雑記ぐらいはいつでも書けてしまうのだ。
でもここは写真ネタってことなので、話しを今日の本題に戻すとする。

写真関係の機材としてトランク内にいつも乗っかっているのは、三脚がGITZOのG328で、
一脚がManfrottoの334B、それとロールレフは放りこんだままである。いざ撮影の時
に忘れそうで、降ろすつもりはないのである。降ろすと言っても、駐車場で隣りに置いてある、ピ
アッツァ・イルムシャーのフルチューン車がナンバー無し状態で放置してあり、その車内が倉庫と
化しているので、ハッチバックを開けて仕舞い込むだけなのだが。
それに加えて撮影の時は、LLサイズのカメラバックを積みこむと、後はほとんど何も積めない状
態となってしまう。

そんなわけで、撮影には欠かさずクルマで行くことになり、今まで一度たりとも電車で行ったこと
がないのだ。私は「使うかもしれない・・・」と思ったものは何でも持って行くという悪い?癖が
あり、いつも荷物が多くなってしまうのである。
しかし、モデルとちょっと出かける時など、スナップ的な要素が強いのに馬鹿でかいカメラバック
を担いで行くわけにもいかず、いつもその時になってバタバタと慌ててしまうのだ。

そこで、今日はそんな時用のお手軽セットをちょっと考えてみよう。それをベースに追加や削除を
すればいいって具合にしたいのだ。

まず第一に持って行く候補として挙げたいのが、GR1sである。これはまったく荷物にならない
し目立たない。ストロボもついているので最低限これがあれば何とかなる。
次はBESSA−Lと15mmF4.5の超広角セットだが、軽いので首や肩から掛けていても苦
にならないが、バックを多く取り入れた構図でもOKというシチュエーションが条件となる。
その点をカバーしてスナップに適しているのが25mmF4レンズであるが、28mmのGR1s
があるのに必要ないと言われれば、返す言葉が無い。スクリューマウントであるBESSA−Lの
レンズ交換をするよりも、GR1sに持ちかえる方がよっぽど効率がいいのは、確実である。特に
BESSA−Lの場合はレンズだけではなく、ビューファインダーもセットで交換しなければなら
ないので厄介である。
結論として、BESSA−Lはスナップ撮影ではレンズ交換を考えるべきではないようだ。
しかし、絞り込んで撮影できる状況であって、空の青さや周りの雰囲気がいいい場合には、他では
得られない絵が撮れるのである。

広角系が続いたが、どうしても50mm以上のレンズでバックをぼかした撮影がしたくなる場合が
あると、EOSを持って行きたくなるのである。出来るだけレンズの本数を減らしウエストバック
に入れられる程度にしたいものだ。
と言うことは、レンズは単レンズが1本か2本、あるいはズームが1本ってことになる。単レンズ
であれば大口径が絶対便利なので50mmF1.4と85mmF1.8の2本となるかな?
50mm1本でも望遠的な絵は撮れるので、この1本を付けっぱなしにしておいてもいいかもしれ
ない。
28−105mmF2.8のズームも捨てがたいが、ストロボも持って行きたいと思ったりするの
である。こうやって欲張るから荷物が増えるのだが、いい光の状態で撮ろうと思えば、晴れてても
曇っていても、レフかストロボは必要になってくるのだ。そうなると、まなちゃんのkissを持
って行くって手もあるな。

そんな時でも、ポケットに入れておけるGR1sは便利であるが、小型のカメラを一台だけ持って
行けるとしたら、私は迷わずCONTAX TVSIIを持って行く。
そうなのだ、私はちゃっかり気になっていたコイツをゲットしていたんだよねぇ。
ちょうど一年前にGR1sを買った時に候補にあげて迷いに迷った挙げ句、あの時は携帯カメラを
買うという目的から外れたので、TVSは諦めていたのだ。

今年になって、改良バージョンのTVSIIが10万を切りだして気になってはいたのだが、そんな
私の気持ちに拍車をかけたのは、この夏でこのTVSIIが生産を打ち切るという噂である。
こうなってしまえば、そんな噂が嘘か本当かなんてどうでもよくなって、手に入れていたってこと
だ。
確かに、GR1sはいいカメラであり、TC−1の出番はほとんど無いに等しい。
しかし、28mmだけというのはちょっとしたスナップには持ってこいだが、ポートレートを撮る
ことを考えると、もう少し長めのレンズが欲しくなる。
そうなると、ツァイスのバリオゾナーT*レンズ 28−56mの2倍ズームが生きてくるのだ。
GR1sの2倍の重さであるが、持ちやすさは同じチタン製のTC−1より、ずーっといい。
TC−1はカタログ上の小ささだけを意識して作ったとしか思えない。道具としてはGR1sの方
が賢いデザインだ。
TVSIIは確かにデカイし重い。しかし、レンズがボディー内に完全に隠れることがないので、カ
メラらしいのだ。それでいてウエストバックに忍ばせておけるギリギリのサイズと重さである。


ここで、まなちゃんの最新ニュースだが、ハワイ旅行目当てで挑戦したミス三次に見事になってし
まったのだ。軽い気持ちで出てみるって言っていたが、びっしりとスケジュールが組まれていて、
ウンザリって感じだった。
私もまなちゃんなら、大丈夫だと思っていたが、さっきも夜中までマナーの講習を受けさせられた
りで、大変なようだ。勉強の邪魔にならなければいいのだが・・・
まぁ、ここは素直に喜んであげなくっちゃ!

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