まなちゃんお見事!


昨日も最後に少し触れたが、まなちゃんがミス三次になってお見事!ってことだが、スケジュール
がいっぱいで大変そうだ。
3週間ほど前に出てみようかなってことは、聞いていたが期待通り勝ち抜いてくれたね。
そう言えば、以前クイーン神戸になった女の子を知っていたが、彼女も大忙しだったことを覚えて
いる。そう言えば彼女はそのままモデルになってしまい、私が仲を取り持った彼氏と別れてしまっ
たのだった。まぁ、私も彼女に紹介された女の子と2ヶ月で別れてしまっていたが・・・
彼女の周りの状況がめまぐるしく変化し、そして彼女自身も見るみる綺麗になっていったのを覚え
ている。

まなちゃんは、ハワイ旅行につられて軽い気持ちで応募したのに、こんなに忙しくなってしまうと
は思わなかったと嘆いている。
4月に大阪から三次に引っ越して刺激が少なくなったと言っていたが、今回ミスに選ばれたことは、
ある意味いい刺激になるのではないだろうか。
キャミソールを着て歩くと目だって仕方がないと言うことだったが、もう堂々と歩けばいいのだ。
誰がどう思おうと、ミス三次なんだから大きな顔してお洒落すればいい。
でも、看護学校の勉強が結構大変だったりするので、それに影響がでなければいいのだが・・・

今後一年間、あらゆるイベントに引っ張りだこになるが、夏休みはスケジュールの合間を縫って大
阪に遊びに来ると言っていたので、その時にも何かご褒美やらなきゃいけないな。
その時に、出来れば一度撮影したいとも思っている。今回のミスに選ばれたことで、週末はかなり
スケジュールに縛られることになりそうなので、余計に撮影の機会が減りそうなのだ。

今まで『素顔のままで』では、ある程度事前に撮影プランを決めてから実際の撮影をしていたのだ
が、最近私がまなちゃんを撮っていて感じるのは、そのようなことをしなくても、『素顔のままで』
は撮れるということ。それは、他のモデルと成り行きで撮影するのとは意味が違う。
まなちゃんが相手であって初めて言えることなのである。
それは、手を抜こうという考えでのことではなく、本当に自然に『素顔のままで』が撮れだしたよ
うに思えてきたのである。
それは、まなちゃん自身モデルとして成長してくれていることもあるし、お互いに撮影自体がしっ
くり行くようになったのである。
元々、事前にプランを練った撮影をしたのは、どんな撮影にするべきか迷いが出ないようにするた
めであったので、その心配が無くなればそんなことをする必要はないわけだ。

だから、ロケーションさえ私が決めてしまえば、後はまなちゃんと私の感性で、進めていける自信
がある程度ついてきたし、まなちゃんにマッチするロケーションの幅も広がってきたように思うの
である。
実際に、撮影していてそのロケーションに身を置いたまなちゃんが、どんな溶け込み方をするかを
見るのも最近の私の密かな楽しみでもあるのだ。
その中で、ワンポーズワンポーズが細切れでなく、しっかりとした流れを作っていくのが楽しい。
何も語りかけないスチールであるが、少しでもその時のまなちゃんんの姿が映画のワンシーンのよ
うに脳裏に映るようなことがあれば、嬉しいのだが。

それは、一枚の写真から無限に広がって行くのが理想なんだろうが、そんなことはそう簡単に出来
ることではない。それで、アップする枚数がどうしても増えてしまうのであるが、そんな意識が根
底にあると言うことだ。


話題がかわるが、昨日の夕方まだ明るい時間にあるモデル志望の女の子に会って、30分ほど撮影
したのである。
それは、ある知り合いのカメラマンに頼まれて、一度会ってみてくれないかと言われていたのであ
る。出来れば少し写真を撮って見せてくれれば有り難いと言うことだった。

6時前に三宮で会い、歩いて10分ほどの公園に行って撮影することにしたが、本当は一時間程度
お茶でもしながら話が出来ればよかったのだが、7時を過ぎると撮影するにはちょっと辛いので、
仕方なくそうなってしまった。だから10分間が私に与えられた彼女の肩の力をほぐす時間であっ
たのだ。
私自信、仕事帰りであることもあって一眼レフを持って行くわけにも行かず、かといってGR1s
では、あまりにもコンパクトカメラ然としているので、CONTAX TVSIIを持って行った。
これなら、ある程度のカメラとしての見た目の貫禄もあるので、実際に一眼レフでの撮影の時に、
コンパクトカメラの時との緊張感の違いを感じずに済むのではないかと思ってのことだ。
さらにTVSIIにはレンズフードもつけて、少しでも偉そうに見せかけた。

このTVSIIの良いところは、ズームがあることなのだが、一般のズームコンパクトと決定的に違
うのは、ツァイスのレンズであることはもちろんだが、ズーミング時に安っぽい音がする電動式で
はなく、一眼レフのズームレンズのように手動であるということだ。これは操作性はもちろんのこ
と、モデルに対する印象も大きく違うはずである。せっかくいいムードで撮影出来ていても、ここ
一番という所で、あのギュイーーンという安っぽい音がした途端に、友達とのスナップ撮影の雰囲
気に引き戻されてしまうような気がするのだ。
一応小型の丸レフを持って行っていたが、そこまでやって普及版のコンパクトじゃねぇ。
そして、当然仕上がった写真の出来は上々であった。

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