撮影雑記について
こうやって、撮影雑記を書き続けているが、最近キーボードを変えたのである。その結果、非常に
打ちづらいのだ。何故変えたかというと、今までのキーボードの奥行きが広すぎて、机から1/3
ほどはみ出した状態であったので、思いっきり狭いのに交換したのだ。
その結果、両手の付け根が机のすみっこにかかるようになって、手の位置が安定したのだが、キー
の大きさまで小さくなってしまったもんだから、空手で鍛えた私の太い指で一つのキーを正確にタ
ッチするのが困難になってしまった。 自分の指と相談すればよかったなぁ。
この撮影雑記であるが、書き出した当初はデスマス調で書いていたのだが、次第にかったるくなっ
て、今のような書き方に変えたのであるが、これでずっと気楽に書けるようになった。
私がポートレート専門のカメラマンだと思われている人も多いと思うが、決してそんなことはない
のである。実際長い写歴の中ではポートレートは1/3程度である。しかし、カット数は過半数を
超えている。まぁ、それはポートレートの撮り方を考えれば当然のことである。
しかし、こうやってWebページでポートレートを公開しているので、それに見合った内容という
ことで、撮影雑記はすべてポートレートに絡めた内容にしている。
また、現在はポートレートがメインであることに間違いないので、風景写真を専門に撮られている
人にその辺は任せたいと思っていているし、現在まともに撮ってもいない分野に関して、偉そうに
書ける身分ではない。その分ポートレートに関してはとことん書いてきた。
特に大した技術も裏技も持っていない私だが、手の内を明かすような内容でもあり、少しは参考に
してもらえたかもしれないし、同時にアップしているオマケ画像を楽しみにしてくれている人が多
いのかもしれない。
あの、オマケ画像も合わせると相当な数にのぼり、並みのサイトのすべての画像を軽くオーバーす
る量である。
ただ、この撮影雑記はモデルのまなちゃんはもちろんこと、女性の読者も多いようで、難しい技術
論や機材の解説だけになってしまわないように気をつけているし、逆に撮影の様子を書きながらで
も、要所要所でその時の撮影でのポイントとなる技術的なことも書いているつもりである。
細かい技術論については市販の解説書を読んでもらえればいいことであって、私の書いていること
をあてにしてもらっても困るわけで、別に真似してもらおうと思って書いているわけでもなく、単
純に見ている人たちが知っていてくれた方が、アップした写真を見る時に何かと便利であろうと言
う考えである。
それに、アップしていた写真一枚ごとに撮影データなどを記載することが面倒であるので、その内
容から想像してもらおうということもある。
この想像することは結構楽しい作業であるし、勉強にもなるのだ。
毒舌で他人をけなしまくって、その毒舌ぶりで人気を稼ごうなどという気はまったくないし、だい
たいそんなことを書いてるサイトも、巧妙な毒舌でカモフラージュしているだけで、それを丁寧な
書き方に置き換えて読んでみると、少しも面白くないし説得力も無いことに気付き、単なる素人の
戯言に見えてしまうことも多い。
私がまったくそうでないとは言わないが、そういう部分を売りにするつもりは無いし興味も無し。
まなちゃんとの『素顔のままで』シリーズをはじめてからは、彼女との撮影の詳細はもとより、個
人撮影のパートナーとして、モデルの女の子との付き合い方というか、お互いに気持ちよく撮影を
続けることができることの重要さを、書いてきたつもりであるし、こんなことを書いている解説書
もなければ、他のサイトでも見たことがない。
これについては、たとえ芸大に行っても教えてもらえないことで、どんな技術よりもポートレート
に関しては重要なことであると思っている。
しかし、これが出来てないとんでもないカメラマンも見てきたが、いっこうに病気が治る気配がな
い。私が毒舌で売っていれば、どこの誰だか書いてやるんだろうが、ここでそれを書くことさえ気
分が悪い。
こんな私でも、多くの理解者からメールもいただき、そんな人たちのためにも今後もマイペースで
書き続けるつもりである。