年賀状を印刷しながら・・・
今月になってから、私のパソコンのディスプレイが不調で、突然真っ暗になってしまうのである。
長く使っていたやつを譲り受けたものだったので、そろそろ寿命だったのであろう。
しかし、スキャニングの真っ最中でもあったので、なんとかしなければならなかった。
いまさら倉庫代わりとなっている、ピアッツア・イルムシャーの中から15インチを引っ張り出す
気にもなれず、私がやった応急処置は、ディスプレイを張り倒すという荒療治であった。こんなと
ころで鍛え抜いて潰れた拳が役に立つとは皮肉なものだ。
しかし、その延命治療も2週間ほどで効果が薄れはじめ、最近ではなかなか息を吹き返さなくなっ
てきたのである。
そろそろ買い換えないとなぁ・・・って思ってしまうと行動が速いのが私の良いところ?で、さっ
そく時期マンマシンインターフェースの候補探しとあいなったわけである。
それで、この月曜日からは、私の目の前には平面FDトリニトロン管の気持ちいまなちゃんの画像
がある。
今日のまなちゃんの話では、彼女の住む三次も先週の土曜日からの雪で、少し積もっているとのこ
と、またあの森のシーンを撮った高野町では60cmの積雪だそうだ。
天気がもうひとつ安定しなかった第16弾の撮影ではあるが、一週間遅かったら撮影どころではな
かったと思われるし、翌日のミス三次としての仕事も寒さで大変だったはずだ。
それに、チェーンを持っていない私としては、三次に向かう途中の中国縦貫道路で足止めされてい
たとも考えられる。
まなちゃんは、私が天気を心配していると、「Joeさんついてるから大丈夫だよ」って言うが、
本当にそうだと思うのだ。
今日で看護学校も一段落して、明日から冬休みなのだが、さっそくまなちゃんはアメリカに行くの
である。だから、2000年にならないと帰ってこないのだが、昨日まで宿題に追われて勉強して
おり、ファンレターを書かれた人も、返事を待ってあげて欲しいのだ。
そこらへんの姉ちゃんと違って、遊びまわっているわけではないので、大目に見てやってくれ。
まなちゃんは、当然アメリカに私がプレゼントした2代目のEOS kissIIIを持って行くが、
アメリカで「カウントダウンの瞬間を撮ってきてくれよ」って私が言うと「夜景モードでしょ?」
って答えが返ってきたので、クリスマスも含めて何か撮ってきてくれそうである。
まなちゃんの部屋に行くと、あちこちにサービスサイズの写真の袋があって、使ってくれているこ
とがよく分かる。プレゼントした身とすればこれほど喜ばしいことはないのだ。
昨夜、本アップが完了した『素顔のままで』も16弾であるが、ここまで続くと誰が予想したであ
ろう。続けるからにはそれなりの理由があるわけで、お互い情熱がなくなれば、おのずとそれは出
来なくなる。
この形として目に見えないものを維持することは、そうたやすいことではない。
そんな私たちのことは、長年ポートレートを撮り続けている人でも、理解できないことが多いよう
で、分かった風に言う人も多いが、私はたまたまポートレートというステージで、モデルとカメラ
マンの関係であっただけだと思っているのだ。
まず、ココからして私たちのことを勝手にあれこれ考えている人はズレているのではないかな?
なーんてことを、修理から戻ってきたPM−770Cのプリンターをフル稼働させて年賀状を印刷
しながら書いており、まなちゃんの分は先月に印刷を終わらせて一足先に渡してあるのだが、ちゃ
んとポストに放り込んでアメリカに行ったのかな?ちょっと怪しい気もするが・・・
って、書いたところで、まなちゃんからのメールで全部すましたんだって。
今年の年賀状は、ちょっといい感じだぞ。